文右衛門蔵について

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ブランドコンセプト

未来につながる食卓へ

私たちは今、歴史上もっとも豊かな食生活を送っていると言われています。
テーブルには世界各地の食材や料理がならび、手軽で便利な食品はますます増えています。
しかし、この食生活をこれからも続けていくのは、どうやら難しい。

「安くて早い」の裏側で 私たちの心と体は傷つき
「いつでもどこでも同じ味」の影で 世界の一部が静かに失われています。
「豊かな食」によってもたらされたゆがみは、ますます膨らんできているのです。

だから、今、私たちがもう一度考えなくてはならないのは
「食べ続けることができる食卓」ではないでしょうか。
食べることが、自然と人間を無理なく動かす、
食べることで、より健やかな人生を拓いていける、
食べることを、未来の世代へつないでいける、そんな食卓。

もちろん、簡単ではありません。
大きな枠組みを変えなくてはならないときがくるでしょう。
きっと時間もかかります。

しかし、私たちはきっとたどり着ける。
なぜなら、そんな食卓の記憶を
かつてこの島国に生きた人々が 私たちにのこしてくれているからです。
手を伸ばせば届くものを然るべく取り入れた、
環境にも、身体にも優しい、いつまでも続けられる食のかたち。
それこそ 先人たちが慈しみ、受け継いできた日本の食文化なのです。

私たちが目指すのは、
もう一度、積み重ねられる食のかたちとして“日本食”を描き出すことです。
食べ続けることができる食卓を 「食べ続けたい食卓」として提案したい。
現代の技術や素材を使って、今の時代に最適な食のかたちを創り出してみたい。

まずは、目の前にある食卓の、小さな変革から始めようと思います。
作り手の志が見える食材を使うこと、日本人の身体に適した調理法を追求すること、
素材の持つ力を可能なかぎり引き出すこと。
そんな 当たり前なのに忘れてしまっていたことを、
一つひとつ取り戻していくために。